2025/02/03(月)
今年の冬は寒さが厳しい日もみられ日々の寒暖の変動が多いようです。みなさま体調管理はいかがでしょうか?
さて、今年のスギ花粉飛散は既に少し始まっており、花粉飛散量は例年より多いと予測されています。また、花粉症の患者様は年々増加しています。
花粉症でお悩みの方は,早めの対処が大切です。毎年花粉症に悩まされている患者様では,花粉の飛散開始が予測される時期の2週間〜1ヵ月前から抗アレルギー薬,すなわちヒスタミンH1受容体拮抗薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬を点眼することをお勧めします。その他の予防については過去のコラムを参考にしてください。
VDT(パソコンのディスプレイ)による眼精疲労,ドライアイの患者様、免疫力がおちておこる,ウィルスによる流行性角結膜炎や細菌による麦粒腫の患者様も相変わらず多く見られます。
また最近会社の健診等で視神経乳頭陥凹拡大を指摘され当院を受診される患者様が増えています。正常眼圧緑内障の可能性がありますので,過去のコラムを参考に注意しましょう。
生活習慣病である高血圧,糖尿病,高脂血症による眼障害(眼底出血等)の患者様も体調をくずさないよう気をつけましょう。
加齢黄班変性その他黄班疾患の患者様も多 く来られています。
過去のコラムを参考にしてください。
いつも言っていることですが病気にたいしては,早期発見,早期治療が大切です。目に対して何か不安に思うことなど,ご相談されたいことがございましたら,是非お気軽にご来院いただければ,より適切なアドバイスを差し上げることができると思います。お待ち申し上げております。
2025年2月 翁眼科院長 翁 政立